リハビリスタッフの服部です。
朝晩の冷え込みがだんだん強まる10月は、腰痛の訴えが増える季節です。気温の低下により筋肉や関節周囲の血流が悪くなりことで「動かしたときの痛み」や「重だるさ」を感じやすくなります。
特に、長時間の座位姿勢や冷えた環境での作業が続くと、腰部の深層筋(多裂筋や腸腰筋など)がこわばり、腰椎を支えるバランスが崩れやすくなります。これが「ぎっくり腰」や慢性腰痛のきっかけになることも少なくありません。
予防のためには、朝晩の軽いストレッチや体幹の安定性を高める運動(プランクなど)が有効だと思われます。また、就寝前に湯船で身体を温め、血流を促すことも筋緊張の緩和につながります。(また、湯船でリラックスすることも痛みに効果的です。)
季節の変わり目こそ、「冷え」と「硬さ」への対策が大切です。
(もし、腰の痛みが数日続く場合は、無理をせず当院を受診いただければと思います。)
最後まで読んで頂きありがとうございました。