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新型コロナワクチンについて

投稿者:staff
投稿日:2021年02月14日

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アメリカの製薬会社大手のファイザー社が 開発した新型コロナウイルスワクチンが、 12日の午前に成田空港に到着しましたね。

今、ワクチン接種をしようかどうしようかと悩んでいる方も多いと思います。

新型コロナウイルスワクチン接種にむけてのスケジュールや、皆様が気になっている疑問点を、かいつまんでお知らせしようと思います

接種が受けられる期間

現時点では、医療従事者への先行接種が  来週半ばから、高齢者への接種開始は、  早くても4月1日以降になる見込みだそうです。

妊婦さんを優先するか、子供が接種の対象となるかは、安全性や有効性の情報を見ながら検討されるそうです。

接種回数

現在入荷予定のワクチンについては、   2回接種予定です。ワクチンの種類は選べません。

接種費用

接種を希望される方(強制ではありません)は無料で受けることができます。

接種順位

(1)医療従事者

(2)高齢者(令和3年度中に65歳に達する、昭和32年4月1日以前に生まれた方)

(3)高齢者以外で基礎疾患を有する方や高齢者施設で従事されている方

(4)それ以外の方

接種が受けられる場所

原則として、住民票所在地の市町村の医療機関や接種会場(近々、厚生労働省による接種総合案内サイトが設置される予定)ですが、事情があり、住民票所在地以外での接種を希望される方は、接種対象期間中に、希望する市町村に対し、事前に届出を行う必要がありますので、市町村に確認して下さい。

接種を受けるための手続き

(1)接種の時期より前に、市町村から「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届きます。

(2)自分が接種可能な時期が来たことを確認します。

(3)電話やインターネットで予約をいれます。

(4)ワクチン接種を受ける際には、市町村より郵送される「接種券」と「本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)」を持参して下さい。

●新型コロナウィルスワクチンとはどのようなものか?

現在入荷予定のファイザー社、モデルナ社のワクチンはmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン、アストラゼネカ社はウイルスベクターワクチンと呼ばれるものです。 ウイルスのタンパク質を作るもとになる情報の一部を注射すると、人の身体の中で、この情報を元にウイルスのタンパク質の一部が作られ、それに対する抗体が出来ることで、ウイルスに対する免疫ができます。

●新型コロナウイルスワクチンが他の病気を引き起こす事はあるのか?

新型コロナウイルスワクチンは、生きたウイルスを含んでいないので、感染を引き起こすことはないと言われています。

●新型コロナウィルスワクチンの安全性と有効性はどの程度か?

インフルエンザワクチンの有効性が一般に40〜60%であるのに対して、新型コロナウイルスワクチンの有効性は70〜95%程度と言われています。

副作用として、ごく一部の人に、重篤なアレルギー反応が生じることがあります。 米疾病対策センター(CDC)のデータでは、約100万人に2〜5人程度です。

CDCは、他のワクチンに対してアレルギー反応を生じたことのある人は、医師に 相談することを勧めています。その一方で、ワクチン以外のアレルギー(食物、 ペット、季節性アレルギーなど)のある人は、このワクチンを接種しても問題ない としています。

その他の副反応として、注射部位の腫れや痛み、発熱、頭痛、筋肉痛などがありますが、一時的なものだと言われています。

この先いったいいつまで続くのだろうと不安になる日々ですが、お互いに思いやりの心を忘れずに頑張っていきましょう!

明けない夜はないですよ?

看護師木村でした。