朝晩の空気がひんやりしてきて、昼間との気温差が大きくなる季節。
「なんだか気分が落ち着かない」「疲れやすい」「やる気が出ない」——
その不調、気温や日照時間の変化のせい!
秋は自律神経が乱れやすく、心も体もゆらぎやすい季節…
そんなときに意識したいのが、3つの“幸せホルモン”
オキシトシン・セロトニン・ドーパミン
それぞれ単体で紹介されることが多いけれど、
実はこの3つ、すべてが大事で、バランスがとれてこそ本領発揮!!
どれかひとつが不足しても、私たちの気分や体調は安定しにくくなります。
「つながり」「安定」「やる気」
この3つが互いに支え合って、私たちの日々を穏やかに整えてくれているのです。
オキシトシン ― つながりと安心のホルモン
「愛情ホルモン」とも呼ばれ、人とのつながりや信頼を感じたときに分泌されます。
大切なのは、“人とのつながり”だけでなく、“自分とのつながり”も含まれるということ!!
【こんな時に分泌されます】
- 家族や友人と笑い合う
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「ありがとう」を言う・言われる
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ペットをなでる
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手作りの料理を誰かにふるまう
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日記やメモに気持ちを書き出す(自分をいたわる時間)
→ オキシトシンが増えると、安心感や思いやりが自然と湧いてきます。
文字を書くことも、自分と穏やかにつながる時間。
書くことで頭が整理され、心の温度が少しUP
セロトニン ― リズムと安定のホルモン
体内時計や自律神経のバランスを整えるホルモン。
朝日を浴びたり、一定のリズムで体を動かしたりすることで分泌が促されます。
【こんな時に分泌されます】
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朝の光を浴びながら深呼吸をする
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15分ほどのウォーキング
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食事のときに“よく噛む”
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早寝早起きなど、一定の生活リズムを保つ
→ セロトニンが整うと、落ち着き・集中力・睡眠の質がアップします。
秋の朝は空気が澄んでいるので、外の光を浴びながら深呼吸するのがおすすめです。
ドーパミン ― やる気と達成のホルモン
何かに挑戦して「できた!」と感じた瞬間に分泌されます。
達成感やワクワク感をもたらす“エネルギーの源”
【こんな時に分泌されます】
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やることリストをひとつ完了させた時
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新しい趣味や学びに挑戦した時
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運動や掃除などで体を動かした時
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「今日ここまでできた」と小さな満足を感じた瞬間
→ ドーパミンは、モチベーションや自信を育ててくれます。
頑張りすぎなくても、「ひとつできた」で合格◎
3つのバランスが、心の免疫力をつくる
秋は、こころも体も変化に敏感になる季節。
そんな時こそ、3つのホルモンをうまく回すことが大切です。
「やる気(ドーパミン)」 → 「落ち着き(セロトニン)」 → 「つながり(オキシトシン)」
この循環が生まれると、気分の波が穏やかになり、心の免疫力が自然と高まります。
どれかひとつを頑張って増やすよりも、
「人と関わる(自分とも向き合う)」「光を浴びる」「ちょっと体を動かす」——
この3つを少しずつ意識してみてください。
きっと、気づけば心も体も軽くなっています✨
年々短くなってゆく秋ですが 素敵に過ごしましょう^^
看護師の矢野がお届けしました♪