こんばんは。理学療法士の新宅です。
毎年桜の季節が来ると
また新しい1年が始まるんだなと、ドキドキしたり
嬉しかったり複雑な気持ちになるものです。
年度初めということで新たな仕事を始める方も多いのではないでしょうか。
今回のブログではデスクワークに関してストレスを溜めずに作業効率を保つための
ヒントとなるようなお話をできればと思います。
研究に基づいたガイドラインではストレスを溜めないディスプレイ作業の方法について次のように記載されています。(参考文献①)
・ディスプレイ作業をするときは一回の連続作業時間は1時間以内にする(1時間以内を1サイクル)
・サイクル間には10~15分の作業休止時間(座り以外の作業または休息時間)を設ける
イメージは学校の時間割です。
業務時間を時間割のように1コマ1時間以内と区切りをつけます。
時間内は集中して作業に取り組み、休み時間(作業休止時間)になれば立ち上がり
別の作業をしたり、軽い体操をしたりしてコンディションを整えましょう。
ガイドラインでは15分の休止時間を推奨していますが
まずは1秒でも席を立つ習慣を持つところから始めてみましょう。
短時間でもストレス状態から開放されることで身体的、精神的にもリフレッシュできます。
特にディスプレイ作業の場合、区切りがつくまで作業を続けるよりも、合間に別業務を入れると
ストレスを分散させやすく、作業効率を維持しやすいと言われています。
デスクワークをしていてソワソワと動きたくなったり、気が散るようになるのは身体からのストレス信号です。
信号に気づいたら仕事の効率も低下してきている可能性があるので、短時間でもリフレッシュして
良いコンディションで作業できるように心がけてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考文献① 情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン(厚生労働省)