毎日暑い日が続いていますね?
夏にも多い感染性胃腸炎にご注意ください!
先日主人が腹痛と嘔吐、下痢で苦しんでいました。寝不足、仕事のストレスも抱えてクーラーのかかった部屋で過ごしていたので免疫力も低下していたのが原因だと思います。みなさんにも気をつけて欲しいので情報共有させて下さい?♀️
感染性胃腸炎は細菌・ウイルスなどが原因で下痢・腹痛・嘔吐などの症状を起こす腸の感染症の総称です。
秋から冬に多く発症しますが、1年を通して発生します。冬はノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスが主な原因ですが、夏は病原性大腸炎、サルモネラ属菌、腸ビブリオ、カンピロバクター、黄色ブドウ球菌などの細菌によるものが多くなります。代表的なウイルスとしては、エンテロウイルスやアデノウイルスです。
エンテロウイルスは喉だけでなく、腸でも繁殖するため、発熱や喉の痛みに加え下痢や腹痛などの腸の症状も特徴です。
アデノウイルスも呼吸器と腸で繁殖しますが、発熱と喉の痛み、激しい咳が出るのが特徴です。咽頭結膜炎や咽頭炎を起こすこともあります。
《下痢をした時は下痢止めを飲んでもいい?》
夏風邪による下痢は、腸内のウイルスを便と一緒に体外に排泄しようとして起こる病気です。
下痢止めを飲むことでウイルスが排泄されず、夏風邪の回復が遅れることがあります。
しかし下痢が何日も続いたり、体力の消耗が著しい重度の下痢の場合など、下痢止めを使用した方がいいケースもあるので、診察にかかり医師に処方してもらいましょう。
《夏バテ防止で免疫力アップ》
◎夏は冷房で思った以上に体が冷えているので、煮物や味噌汁など火をじっくり通した温かい料理を食べるように心がけましょう。
◎暑さで食欲が低下し、麺類などで簡単に済ませていませんか?暑さで消費されるビタミンが更に不足し疲れがひどくなることがあります。野菜もしっかり摂って、栄養のバランスがよい食事を心がけましょう!
◎夏は冷たい飲み物が美味しいですよね。アルコールには利尿作用があるので水分補給にはなりません。また、冷たいものは胃腸の働きを低下させます。冷たい飲み物の飲み過ぎには注意してください。
◎冷房で冷えた体を温めるために、お風呂にゆっくり入りましょう!ぬるめのお湯に20分程度入るのが良いでしょう。
皆さんも体調管理に気をつけて夏休みをお過ごし下さい?最後までお読みくださりありがとうございました♫看護師の五百尾でした。