心地よく長く走るためには。

投稿者:staff
投稿日:2019年03月15日

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リハビリスタッフの服部です。
ランニングが趣味で、3月末に六甲縦走キャノンボール大会に出場します。
どのような大会かというと、
宝塚〜須磨浦公園までの56kmを六甲の山の中を縦走する大会です。

練習に取り組んでいるときには、
ぼんやりと「心地よく長く走るためには」
どのような走り方が適切なのだろうと考えています。
正解はなかなか難しいですが?
早く走るためには、陸上競技の短距離選手の靴と他の哺乳類の足の形を比べることで「どこから接地するべきなのか?」というヒントが見えてきます。
短距離選手の靴も馬やチーターなどの哺乳類の足の形も「前足部接地」に適した形状をしています。
そこから簡潔にまとめると、
「早く走るためには前足部接地が適している」になります。

ただ、まあ、そんなに簡潔には行きません?
長い距離を走ろうと思うときに、
前足部接地だけでは、ふくらはぎの筋肉やアキレス腱への負担がかなり強くなり、怪我に繋がってしまうからです。

ヒトは歩くときには踵から接地します。(おそらく、哺乳類の中で唯一の踵から接地する動物です。)
踵からの接地(後足部接地)は、ふくらはぎの筋肉やアキレス腱への負担が前足部接地に比べて軽減されます。(その代わり、足首や膝の関節にかかる負担は大きくなります。)

心地よく長く走るためには、
前足部接地と後足部接地(中足部接地)を走る速度などによって上手いこと使い分けることが必要なのではないかと考えています。?‍♂️

大会の後半になってくると
ぼんやり考えている余裕がなくなってくると思いますが、心地よく走るためのヒントを探しながら山の中を走ろうと思います。

最後まで読んでいただいて、
ありがとうございました。