4月からかたおか整形外科脳神経リハビリクリニックにまいりました理学療法士の寺谷です。よろしくお願いします。
この1月までの2年間ソロモン諸島でPT(Physio Therapist) CBR(Comunity Based Rehabilitation)のボランティア活動をしていました。ご紹介したいことは色々ありますが今回は「足」のことについて少々…。
大きな違いと共通点
ソロモンではほとんどの人が裸足かビーチサンダル。靴といえばスポーツシューズか安全靴。足は甲高で足趾は長く足底の分厚い方が多く、しっかり大地を掴んでいます。 一見強そうなこの足にフィッティングの悪いサッカーシューズを履いてプレーしていた選手らが足部以外にも痛みを出してやってきました。
足だけが痛みを出しているにもかかわらずそのために歩行や走るフォームが崩れ過剰に頑張らなければならない部位が出現します。痛みやまひなどによって使いにくい部位があると代償的な動作や過剰な使用で何とかしようというパターンを繰り返してしまいます。これは足、整形外科だけでなく脳神経外科にも呼吸器にさえも共通しているところがあります。
まあそのうち治るわ、忙しいし、という声もよく聞こえてきますが悪循環のスパイラルにはまらないようお気をつけ下さい。
「ちょっとだけソロモン」